駆除で使用する薬剤
シロアリ駆除で不安要素となるのが、散布で使用する薬剤の健康への影響です。
子どものいる世帯では、健康面への悪影響があると不安になります。
殺虫剤や忌避剤の成分は、さまざまな種類がありますし、配合率も異なります。
一般家庭で使用する殺虫剤は、基本的に人間とペットの健康に悪影響を及ぼさないように製造されています。
子どものいる世帯でも健康への悪影響を懸念しないで済みますので、最初に成分と効果を確認しておきましょう。
シロアリ駆除で使用する薬剤は匂いが強めに感じられる場合が多いのは、散布をしたことがわかるように匂いで危機管理を行っているからです。
風通しを良くすることで、一日ほどで匂いは自然に消滅します。
シロアリを放置しておくと、木造建築の一戸建ては倒壊の危険性も出てきますし、鉄筋コンクリート建築の建物でも床材や壁材などが被害にあいます。
シロアリの通った後は蟻道と呼ばれていて、乾燥すると粉末化して健康被害に及ぶ可能性もありますので、適切な薬剤を使用したシロアリ駆除は家族の健康にも良い結果につながります。
シロアリ駆除のためのセルフチェックについて
シロアリは床下や家の周辺の土の中などに営巣するので、春先などに羽アリを見かける以外には生息しているのかを自らの目で確認することは困難です。
特に床下から侵入をはかることが多いシロアリは「サイレントキラー」の異名も持つほど探知するのが難しい害虫で、発見時には想定以上に被害が拡大している可能性があります。
そこで被害を最小限意とどめてシロアリ駆除の抜本策がとれるようにセルフチェックを御紹介します。
該当する項目があったら、注意する必要があるものと心がけて下さい。
もちろん羽アリを目撃するのは重要なファクターです。
営巣の端緒ともみられるからです。
またシロアリは床材などを食い荒らすので、床面が不安定になります。
その結果、床がきしんでしまったり、家の立て付けが悪くなったりするのも、単に家の老朽化の兆候と混同されがちです。
柱などが食い荒らされると、中身は空洞になるので柱を叩くと響くような音が目立つこともあります。
これらの兆候をみのがさずシロアリ駆除に取り組むのが被害を食い止めるためのポイントです。